[チューリヒ 9日 ロイター] – 永世中立国のスイスは9日、米朝会談の実現に向け調整役を果たす用意があると表明した。
韓国特使として訪米中の鄭義溶・大統領府国家安全保障室長は前日、トランプ米大統領が北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長の申し出に応じ、5月までに初会談を行う意向を示したことを明らかにしている。
これを受けスイス外務省は声明で、「スイスはすべての関係各国とコンタクトを持っている」とし、スイスが良好な場を提供できることは周知の事実で、会談実施の是非、実施する場合の場所や時期は関係各国が決めることだとした。
スイスは昨年9月、緊張が高まる米朝間の調停を申し出た経緯がある。
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