[東京 15日 ロイター] – 政府・与党が、26日から始まる臨時国会の会期を12月5日までとする方向で調整していることがわかった。複数の政府・与党関係者が明らかにした。
臨時国会には、日英経済連携協定(EPA)承認案など約10本程度の法案が提出される予定。菅義偉首相就任後初めての所信表明演説が行われる。
当初は会期を12月10日前後までとする案も浮上していたが、11月中にも首相が正式に策定を指示するとみられる2020年度第3次補正予算などの準備作業に配慮し、会期末を前倒しする格好だ。
19日に予定されている衆参両院の議院運営委員会理事会で加藤勝信官房長官が召集日などを正式に通達する。野党は、菅首相が日本学術会議が推薦した新会員候補6人の任命を見送ったことなどを追及する見通し。
(竹本能文)
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