[東京 6日 ロイター] – 加藤勝信官房長官は6日午後の会見で、英海軍の空母クイーン・エリザベスを中心とした英国の空母打撃群と海上自衛隊との共同訓練が8月下旬から日本近海で行われてきたことは、日英防衛協力が新たな段階に入った象徴であるとの見解を示した。
加藤官房長官によると、クイーン・エリザベスなどの英国艦船は4日、神奈川県横須賀市の米海軍横須賀基地に寄港。岸信夫防衛相は6日、同空母を訪れてロングボトム・駐日英大使や同打撃群司令官らと日英防衛協力について意見交換した。
また、8月下旬から日本周辺で、自衛隊と同打撃群との共同訓練を実施してきたと説明。その上で、今回の共同訓練は日英の防衛協力が「新たな段階に入ったことを象徴している」と指摘し、さらに緊密な連携が推進されることを期待していると述べた。
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