[ワシントン 23日 ロイター] – トランプ米大統領は、パウエル連邦準備理事会(FRB)議長を降格させる権限が自身にはあるとした上で、そうすると脅したことはないと述べた。21日に収録され、23日に放送されたNBCの番組「ミート・ザ・プレス」のインタビューで語った。
トランプ氏は「(パウエル議長を)降格させると脅したことは決してない」と述べた上で、「私が望めばそうできるが、それを示唆してはいない」と語った。
トランプ氏は過去数カ月にわたってFRBに利下げを求め圧力をかけている。
NBCのインタビューでも、パウエル氏の行動に不満を示し、「良い仕事をしているとは思わない」と述べた。
また、オバマ前政権のFRB議長は「金利を非常に低水準に維持したが、私のときは、急激に金利を引き上げた。やり過ぎだ。彼は間違いを犯した」と語った。
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