[東京 16日 ロイター] – 菅義偉官房長官は16日、閣議後の会見で、今年10月に行う予定の消費税率10%への引き上げについて、実施可能となるよう政権として経済運営に万全を期すとの考えを示した。
同長官は「経済再生なくして財政健全なし」というアベノミクスの基本方針に改めて言及し、「(消費税)10%への引き上げができるよう、(各省庁は)経済運営に万全を期してもらいたい」と述べた。
さらに、歳入・歳出改革を続けることで「25年度基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字化達成に努めていきたい」との考えを示した。
(中川泉 編集:田中志保)
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