[ジュネーブ/ワシントン 9日 ロイター] – 世界貿易機関(WTO)は9日、次期事務局長を選出する一般理事会の会合を15日に開催すると発表した。次期事務局長にはナイジェリアのヌゴジ・オコンジョイウェアラ元財務相が選出される見通しで、実現すれば初の女性事務局長の誕生となる。
こうした中、米国出身のウルフ事務次長は、世界貿易システムが機能するには米国による「完全かつ積極的な参加」が不可欠と指摘。貿易をゆがめる産業補助金の問題に対処するため、WTOのさらなる規律が必要になると述べ、中国などをけん制した。
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