[モスクワ/ロンドン 6日 ロイター] – ロシア政府系投資ファンドのトップで、ロシア側交渉団の一員でもあるキリル・ドミトリエフ氏は6日、CNBCテレビに対し、ロシアとサウジアラビアが原油減産合意に「非常に近づいている」という認識を示した。
同氏は「市場全体はこの合意が重要であり、市場に大きな安定性、とても重要な安定性をもたらすと理解していると私は考えており、われわれは非常に近づいている」と述べた。
複数の関係筋によると、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国による「OPECプラス」の協議は9日にテレビ会議の形で開催される予定。ロシア側の関係者らによると、同国には大幅減産の用意があるものの、他国も減産することが条件という。ロシアのエネルギー省からコメントは得られていない。
ノルウェーの石油省は6日、OPECプラスの会合にノルウェーが招待されており、オブザーバーとして参加を検討していると明らかにした。幅広い合意が得られれば、減産に応じる意向だという。
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