[ロンドン 27日 ロイター] – 英国のウォレス国防相は27日、アフガニスタンからの退避活動が最終段階に入ったとして、既に空港内にいる以外は離陸機に受け入れられないと述べた。
同相によると、英国は現在、飛行場内にいる最終1000人の27日離陸準備を進めており、米国の撤退予定期限である8月31日以前に退避が完了する見通し。
26日の爆発で米兵13人を含む85人が死亡した。国防相はスカイ・ニュースで、空港でさらなる攻撃を受ける脅威が強まると指摘。「ISISなどは、米英を追い出したと主張するだろう」と述べた。
同相は、退避のため空港に呼ぶ者はほかにいないとし、最後に残った部隊が「数日以内に」撤収する前に、許可された英国民らを退避することが任務の中心になると説明。「全員を退避させられなかったことは遺憾」とした上で、約100─150人の英国民が依然アフガンにとどまっていると思われ、一部は自ら進んで残ったと述べた。
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