[ピッツバーグ/ワシントン 23日 ロイター] – トランプ米大統領は23日、ピッツバーグで開かれたエネルギー関連のイベントで、温暖化対策の国際枠組みであるパリ協定からの離脱手続きを進めると改めて断言した。
トランプ大統領は11月4日から国連に対してパリ協定離脱を通知することが可能となる。実際の離脱は通知から1年後となるため、今月4日に通知すれば、離脱は次期大統領選の投開票が行われる2020年11月3日の翌日となる。
トランプ氏はヘルメットをかぶった作業員十数人と共にステージに上り、「パリ協定に残れば、信じられないような過剰な規制により、米国の生産者は休業に追い込まれただろう。一方で外国の生産者は罰を受けずに、環境を汚すことが許される」と強調。「米国民を痛め付け、汚染をまき散らす外国人を肥やすことはしない。誇りを持って言う。これがアメリカ・ファーストだ」とぶち上げた。
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