[12日 ロイター] – 欧州連合(EU)欧州委員会のベステアー委員(競争政策担当)は英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)のインタビューで、加盟国政府は自国企業を中国勢による買収から守るため、株式を購入すべきだとの見解を示した。
新型コロナウイルスの流行を受け、EUは域内企業の保護に向けた計画を策定している。
ベステアー委員は「加盟国が必要ならば市場参加者として行動し、買収阻止のために企業の株式を取得しても、何の問題もない」と述べた。
「脆弱な企業は買収の対象になり得るという現実的なリスクを認識する必要がある」とし、「現状はその必要性が強調されているため、集中的な取り組みが必要だ」と語った。
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