[ワシントン 12日 ロイター] – トランプ米大統領は12日、核合意に基づく対イラン制裁の停止継続を表明した。
ただ、欧州同盟国や米議会とともに核合意の「ひどい欠陥」を修復する「最後の機会」とし、結果次第では米国が合意から脱退する可能性にも言及した。
120日以内に別の合意で内容を強化することを求め、実現しなければ、米国が単独で離脱する方針を表明。「だれも私の言葉を疑うべきでない」と述べた。
イランのザリフ外相はツイッター投稿で反応を示し、核合意は再交渉不可能で、トランプ氏の姿勢について「しっかりした多国間合意を台無しにする、自暴自棄の企て」と指摘した。
米財務省は、イランの司法部門責任者ら14の組織・個人に対し、新たな制裁措置を公表した。
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