「カンヌ国際映画祭」は終了間近に2019年の香港反政府デモのドキュメンタリー映画「時代の革命(Revolution of Our Times)」を突然サプライズ上映させた。中国の妨害を懸念して、上映は直前まで告知されなかった。
2021/07/19
香港当局は最近、反体制派を排除する動きを加速している。立法会7日の会議で、複数の親北京派議員は政府に法輪功(ファルンゴン)を「調査」「禁止」するよう圧力をかけた。法輪功への弾圧が始まった1999年以降、立法会でこの話題について言及されたのは初めてだ。
2021/07/10
香港では警察と市民の対立が激化してい。警察官を刺した後に自殺した香港人男性は、香港政府からは「テロリスト」とされているが、ネット上では「烈士」と追悼されている。
2021/07/05
12日、中国共産党が押し付けた「逃亡犯条例」に反対する大規模な抗議活動から2年が経つ。、在日香港人が東京・新宿でデモ行進を行った。国家安全法が制定され、香港でのデモや集会が厳しく規制されるなか、在日香港人は民主や自由を取り戻すために戦い続けることを誓った。
2021/06/13
国際社会は、中国当局が7月1日から施行し始めた「香港国家安全維持法」に対して、懸念を一段と強めている。同法の第38条は、香港に滞在している外国籍市民や海外メディアのスタッフだけではなく、世界各国の人々も、香港以外の場所で公に中国当局を非難すれば、同法の取り締まりの対象になると規定する。当局は、言論統制を海外に拡大する狙いがある。
2020/07/02
中国全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会は6月30日、香港の抗議活動を抑え込むための「香港国家安全維持法」を可決した。同法は、習近平国家主席が同日に署名し、成立した。国営新華社通信は同日深夜、同法の詳細内容を掲載した。専門家は、同法に中国国内の刑法が盛り込まれていると指摘し、中国当局が早くも香港の民主化活動家を一斉に拘束する可能性があるとの認識を示した。
2020/07/01
6月30日、中国共産党は全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で、「香港国家安全維持法案」を全会一致で可決した。習近平主席が署名し、同日に公布した。香港政府は同日午後11時、日本時間の7月1日午前0時に同法を公布し、即時に施行したと発表した。
2020/07/01
北京で開催中の中国の全国人民代表大会(全人代)による香港国家安全法の導入案をめぐり、事情に詳しい中国共産党の元幹部(匿名)が大紀元に北京上層部の思惑を明かした。
2020/05/28
米ニューヨークを拠点とする人権団体ヒューマンライツ・ウォッチ(HRW)の新しいレポートによると、 中国政府は世界の広い地域で官製の監視システムを構築しており、世界中の人権に対する脅威だと指摘した。
2020/01/16
香港で半年あまり続く民主運動のなかで、香港警察が若い抗議者に性的暴力を加えていることが、証言者たちの話から明らかになっている。香港のジャーナリストによると、中国本土の治安部隊が香港警察に動員されている。彼らは、本土における残忍な性的虐待を、香港市民に対しても行っている。
2019/12/21
11月、香港の区議会選挙では民主派が85%の議席を占める圧勝となった。北京高層の消息筋は香港大紀元に対して、習近平中国主席は「惨敗」にショックを受けていると明らかにした。また、香港情勢について中国指導部は判断の誤りがあり、「まともな解決策もない」と考えているという。
2019/12/04
11月28日米国が感謝祭を祝うなか、香港では数万人もの人々が中心広場に集まり、米国旗や米国国歌を歌った。
2019/11/30
深センに出張した際、中国当局に逮捕された駐香港イギリス総領事館職員(当時)は、送致された中国本土の収容施設で拷問を受けたと海外メディアに語った。このなかで、収容施設には香港の民主派たちへの拷問が行われていると可能性があると述べた。
2019/11/29
高名な科学者や言語学者を含む世界3700人以上の著名な研究者が11月26日、「香港警察の暴力に反対する請願書」 を発表した。識者たちは声明のなかで、学問の自由の強力な保護や、司法に基づいた警察の残虐行為に対する独立調査などを求めた。
2019/11/28
11月24日、香港で行われた区議会選挙(地方議会選挙)でば、民主派候補者は18の区議会を合わせた全452の議席の8割以上を獲得して圧勝した。香港メディアの報道によると、中国最高指導部は親中派である建制派の想定外の惨敗に驚いた。中国のの習近平指導部は、偽情報や共産党の「闘争理論」によって、香港情勢に関する判断を大きく誤ったとみられる。
2019/11/28
香港では11月24日、区議会議員選挙(地方議会選挙)の投票が行われた。同日夜10時30分から始まった開票では、有権者の71.2%にあたる294万人が投票したことが分かった。投票総数は過去最高となった。6月以降、香港政府や警察当局を批判する民主派は、18の区議会を合わせて全452の議席の80%を超す387議席を獲得した。親中国共産党の建制派は59の議席を占めた。
2019/11/25
このほど、政党・香港衆志(デモシスト)の副秘書長で「自由の女神」と慕われる周庭氏(22)が主演するミュージックビデオが公開された。
2019/11/22
「最近の香港抗議活動から、中国邪党がいかにデマをでっちあげ、中傷を行い、真実をわい曲して、本土の国民を騙してきたのかを目にした。...このため、私は少年先鋒隊から脱退することを決めた。邪党と一線を画すのだ」
2019/11/21
韓国KBSテレビが、香港の警察官はこのほど、匿名を条件に韓国メディアの取材に応じた。報道によると、半年におよぶ民主派の抗議運動で、少なくとも医療関係者が確認した警官によるレイプ事件が2度起きたが、実際の被害者は「もっと多い」と明かした。
2019/11/13
香港科技大学2年生の周梓楽さんは4日警官隊の発射した催涙弾を避けようとして高所から転落し、8日に死亡した。これを受けて、9日と10日香港市民は、中環(セントラル)など各地で集会や抗議デモを行った。この中に中国本土の大学生、禅保羅さんの姿があった。
2019/11/12
香港警察に拘束された少女が警官にレイプされ、妊娠したとの情報について、このほど、被害者の少女が弁護士を通じて声明を発表した。少女側は、中絶手術のなかでDNAサンプルを入手しており、少なくとも1人の加害者を特定しているとした。
2019/11/12
英国で開かれたデコレーションケーキ国際大会で、香港民主派のデモ活動を表現するケーキが出展された。英BBCによると、この作品には同時に出店した中国応募者から苦情が入り、失格となった。大会主催者に対して、中国政府に傾く政治検閲を受け入れたと批判的な声がネットで上がっている。
2019/11/08
11月3日午後、香港の民主主義を支持する市民たちは、8つの地域でデモ行進や集会を行った。集会のあった太古市で午後7時半頃、突然、北京語を話す男がナイフで周辺にいた人々を切りつけた。少なくとも6人が負傷した。負傷者の一人は、24日に投票日を迎える区議会選挙で立候補している趙家賢氏で、男に片耳を噛みちぎられた。
2019/11/04
香港の民主運動では、警察による催涙弾や高圧放水といった、デモの強制制御がたびたび伝えられている。こうした威力的な鎮圧にも関わらず、参加者たちは2014年の雨傘運動による分裂と大衆の不支持を教訓に、「非暴力と平和的」をモットーに掲げ、デモ参加者へ団結と平静さの維持を呼び掛けている。
2019/10/24
香港政府は、対テロを目的とした大規模な訓練施設、および新疆ウイグル自治区の集中管理キャンプを参考にした拘留施設の建設を計画している。香港民主派の民間団体が、立法会(議会に相当)に提出された事業案と予算について指摘した。
2019/10/10