【大紀元日本2月17日】米国伝統価値研究センター(the Institute for American Values)の学者、エリザベス・マルクワルト(Elizabeth Marquardt)氏が行った調査によると、協議離婚は、夫婦の感情的な傷害を最大限に減らすことができるが、子供の心に深い傷が残ることが分かった。米紙「ニューヨーク・タイムズ」が報じた。
マルクワルト氏は18~35歳の1500人を対象に、親の離婚が子供の心の発達にどのように影響しているのかについて調査した結果、単親家庭の子供の心に深い傷が残されていることが分かった。
米国の離婚率は70年代末から80年代初期にピークに達した。18歳~35歳の米国人の中で、約4分の1は16歳未満時に親の離婚を経験していると言われている。
詳しい統計データはないが、専門家の見解によれば、毎年およそ75万人の米国の子供たちが親の離婚を経験している。
マルクワルト氏の調査結果によると、単親家庭で育った子供は、親の前で異常に気を使い、まるで赤の他人の前にいるような時があり、このような子供たちは、常に孤独感を感じている。
ヴァージニア大学児童家庭法律センター主任のロベルト氏は「単親家庭で育てられた子供たちは、回想と陳述というやり方で、抱えている心理問題を解決しなければ、永遠に心の傷を抱えたままで、生きていかなければならない」と指摘している。
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