ニュージーランド国営放送、中共の臓器移植を報道

2006/04/26
更新: 2006/04/26

【大紀元日本4月26日】ニュージーランド国営テレビの3チャンネルは4月20日、夕方のニュースで、中共の臓器移植に関連する特別報道を放送した。その中で、記者が中国現地の某臓器移植実施病院を現地取材し、中国での臓器移植の「異様な繁盛ぶり」を報道した。

報道の中で、「中共政権は死刑囚からの臓器摘出を否認したが、それでは、この数年中国での「異様に繁盛している臓器移植」に疑問を感じざるを得ない。一年間で数千例の臓器移植を完成している。病院側は厖大な臓器提供者をどう確保しているのか」と報じた。

中国現地では、記者は1人の看護士を追跡取材し、「この病院での臓器の供給はどうしてこのように豊富なのか」と質問したところ、看護士は再三悩んだ末、裏ルートがあるとつぶやいた。記者のさらなる問いかけに、看護士はこれ以上の答えはできないと取材を拒否、急いで現場から立ち去った。

その後、記者は父親が臓器移植を望んでいることにして、朱(音読)氏という医者に状況を尋ねた。その医者は「長くても1、2週間で、適合する臓器を見つけてくる、臓器の品質は完全に保証する」と明確に語った。

それについて、報道では、「臓器移植するに際して、提供者と患者の間で、様々な指標基準が適合しなくてはならない。そのため、英国では、肝臓の丸ごと移植は、数年間の待機時間が必要。中国では、そのように厖大な臓器提供者が存在している。その理由は一体何であろうか」と疑問を投げかけた。