【大紀元日本7月7日】七夕は、日本を含む東南アジア諸国における節日の一つ。古くは、「七夕」は「棚機(たなばた)」や「棚幡」と表記された。
七夕は旧暦の7月7日のことで、15日の夜に戻って来る祖先の霊に着せる服を織り、棚に置いておく習慣があったことで「棚機」という言葉が生まれた。七夕は本来、精霊棚とその幡を7月の夕方に安置するというお盆行事のひとつであったが、中国の五節句や織女・牽牛の伝説、日本の棚機津女(たなばたつめ)の伝説など様々な説が複合し、笹を立てて願いを書いた短冊を吊るすという現在の習慣になった。
天の川を隔てて暮らす織女・彦星の伝説にちなんで、銀座と有楽町のデパート7店は1988年、7月7日を「ラブ・スターズ・デー」と広告を出し、共同で宣伝した。
(飯村)
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