【神韻公演】中国古代文化の真髄を舞台に

【大紀元日本12月26日】2011年12月18日の午後、米国テキサス州ダラス市のAT&Tパフォーミング・アーツ・センターにあるウィンズピア・オペラ・ハウスで神韻ニューヨーク芸術団の3回目の公演が行なわれた。現地の著名人や芸術家たちが、完璧な演技力と卓越した独特の演出で構成される神韻の舞台を称賛した。

観客からの賞賛の声

神韻は世界トップレベルの公演であり、舞踊、音楽、舞台など、すべてが素晴らしく、中国五千年の伝統文化の真髄を舞台に復活させている。

ダラスの有名な芸術家たちは、惜しみなく神韻公演を称賛。神韻の持つ神聖さや純粋さを褒め称えると同時に、舞台の放つ力強いエネルギーを感じたと語ってくれた。「神韻公演は、一般社会の芸術基準をはるかに超えています」

舞台の幕が開く度に観客席から賞賛の声が上がり、大きな拍手が送られた。神韻の踊り手たちがカーテンコールに応える時、多くの観客が立ち上がり、割れんばかりの拍手で公演の素晴らしさを称えた。

オペラハウスの創始者:神聖かつ純粋で優雅

 

オペラハウスの創始者ベティー・ハドソン氏

ベティー・ハドソン氏(Betty Hudson)はダラス・オペラハウス(The Dallas Opera)の創始者の一人であり、かつてオペラハウスの総責任者を務めていた。彼女が初めてオペラをダラス市で公演したのは、1957年に遡る。

ハドソン氏は当日、息子や娘一家と公演を観賞した。公演が終わっても彼女は席に座り、まだ公演の中に浸っているかのようだった。「これはとてもすばらしい公演です。女性ダンサーの踊りは神聖かつ純粋で、とても優雅です」と、インタービューに答えてくれた。

最も好きな演目を聞くと、「《荷葉舞》、《飛雪迎春》…女性ダンサーの踊る姿はしなやかで優雅です…本当に美しい」とコメントし、「雪片が踊り手たちのハンカチの間で舞い上がり、言葉にならないほど綺麗」と賞賛した。

声楽家:劇場全体にエネルギーが充満している

 

クラシック歌手ジェニファー・チオバヌ氏(左)

ジェニファー・チオバヌ博士(Jennifer Ciobanu)はクラシックの声楽家。彼女は神韻公演の感想を興奮を隠せない口調で絶賛。「声楽家の持つ歌の技術は卓越しており、実にすばらしいものでした。声楽家の歌声とピアノが美しく調和し、完璧でした。舞台上で離れた場所にいる声楽家とピアノ伴奏者がうまく融和することは極めて困難です。特にテノールの歌声に強力なエネルギーが、劇場全体に充満していると感じました。また、ソプラノの歌声は、澄み切っており、純粋で音域の広い、とても美しい音色でした」

「神韻芸術団の楽団の演奏と踊りは完璧に溶け合い、舞台に目を奪われ演奏に耳を傾けることを忘れてしまいました」と、伴奏にも感心していた。

最後に「神韻公演はとても楽しく、幸せな気持ちにさせてくれました」と、うれしそうに語ってくれた。

劇場舞台マネージャー:すべてが息を

劇場の舞台マネージャー、リン・マルヴィン氏

吞むほど美しい

リン・マルヴィン氏(Lynn Mulvin)は、多くの劇場で舞台マネージャーを務め、バックスクリーンを担当している。数えきれないほどの演劇を鑑賞してきたマルヴィン氏は、神韻公演の感想を述べてくれた。「神韻には全く驚きました。観た人は必ず感銘することでしょう。神韻は美しい宝です。舞台とバックスクリーンの天幕の演出には、技術面でも非常に優れており、とても驚かされました。私の隣に座ったアーテストの友達は、公演中ずっと感心して、『どのようにバックスクリーンは創作されたのか』と、何度も不思議そうに語っていました」

「ハイテクの天幕、美しい衣装と踊り、(踊りの)精確さ、芸術の美的感覚、バランスの取れた力の配分など…すべてに感心させられました」

最後に彼女は、「神韻公演は採点することができません。一般的な技術や美の基準を全て上回っているからです」と結んだ。

芸術のコラムニスト:トップレベルの神韻 中国の文化を復活させた

舞台芸術のコラムニスト、ジョウ・アン・ホルト氏

ジョウ・アン・ホルト氏(Jo Ann Holt)は舞台芸術のコラムニストである。彼女は世界各地の舞台を観賞し、その数は毎年30~40回にも及ぶ。ホルト氏は神韻公演をしきりに褒めてくれた。「神韻のダンサーによる踊りはトップレベルです。公演には技術的にすばらしい場面がたくさんありました」

「公演は非常に美しく、人に喜びを与えるもので、しかも教育的です。多くのことを公演から学びました」

「舞台の中で演じられる伝統的な演目が好きです。自分が知らなかった価値観を多く知りました」

「中国は、本当に美しくて神秘的な国ですね、公演中はまるで私が北京の紫禁城まで行き、そこで生活しているように感じさせてくれました。」

ホルト氏は、「公演では、中国五千年の歴史と文化を舞台で復活させ、正しい中国を再認識させてくれました。過去の歴史から初めて前に進む道が見えてくるのです。若者にとって、とても大切なことです。すべてのアメリカ人にとっても、神韻公演を鑑賞することは、とても有益なことです」

彼女はまた、神韻から人生の意義を悟ったと語ってくれた。「すべての人は、『人はどこから来て、またどこへ行くのか…』を知るべきだと思います。」

彼女は最後に、「このすばらしい公演を鑑賞できたことをうれしく思います。友人に神韻公演を観に行くよう是非薦めたいと思います。来年の神韻公演を楽しみにしています」と語ってくれた。

 (記者・李辰(米国)/翻訳編集・李頁)