【大紀元日本9月6日】毎年9月1日から3日間、富山で行なわれる「おわら風の盆」は、300年の歴史を持つ有名なお祭りです。胡弓や三味線にあわせて舞われる優雅な踊りを見に行ってきました。
夜の踊りが一番魅力的だと聞き、午後6時ごろに着くようシャトルバスへ。白壁や格子戸の風情ある町並みが無数のぼんぼりや幔幕で飾られ、夜の街は美しく輝いています。
先回りしていい場所を見つけ、そこで「町流し」の踊り子たちを待つことにしました。
しばらくすると、編み笠をかぶった浴衣姿の踊り子たちが現れ、「輪踊り」が始まりました。なんとも色っぽい女性の踊り子の手の動きに惚れ惚れ。手先の一つ一つに感情がこもり、見れば見るほどのめり込んでしまいます。
おわらの盆踊りは11カ所の町でそれぞれ行われます。古い民家や蔵が連なる街中は、夜の11時ごろまで哀調を帯びた三味線や美しい胡弓の音色、歌声が響きわたっていました。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。