【大紀元日本10月19日】JR佐賀駅からバスで10分ほど行ったところにある佐賀城本丸歴史館。近くには博物館・図書館・美術館・佐賀歴史民俗館などがあります。江藤新平の墓や大隈重信旧宅、副島種臣誕生地もあり、歴史愛好家にとっては近隣を散策するのもひとつの楽しみです。
江戸時代の佐賀藩(36万石)は外様各藩の中でも8番目の石高を誇り、藩祖鍋島直重から11代・鍋島直大まで260年の長きにわたり安定した藩政が行われました。
佐賀城本丸歴史館は、10代藩主・鍋島直正が再建した佐賀城本丸御殿の一部を復元したものです。当時の『佐賀城御本丸差図』や古写真をもとに復元された木造平屋瓦葺き平屋建て(一部2階建て)で、延べ床面積は2500㎡(約756坪)。木造復元物としては全国最大級の規模で、総畳み使用枚数は712枚に上ります。畳屋さんはさぞ大変だったことでしょう。
館内にはテーマごとの展示室があり、『佐賀城の変遷と本丸』『幕末維新期の佐賀』『明治維新と佐賀の群像』などが学べます。
入場料・駐車場とも無料。駐車場は駐車可能台数が限られているため公共輸送をご利用くださいとのこと。
幕末・明治期に活躍した佐賀の人物については下記のHPで学ぶこともできます。
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