【大紀元日本6月1日】中国国内で、食品安全問題に関するショッキングな出来事が再び報道された。河南省信陽商城県の住民が、孫が飲むミルクティーからカエルの死骸を発見したという。
現地政府のニュースサイト「信陽網」によると、王さんはこのほど、地元の食品販売会社から「香飄飄粉ミルクティー」2箱を購入。このミルクティーは、年間売り上げが7億杯を超すとされる人気商品だ。
4歳の孫娘がこのミルクティーを飲んでいたところ、ストローがコップの中に滑り落ちたため、蓋を開けてストローを取り出そうとした際、コップの底に小さなカエルの死骸が横たわっていた。
彼が提供した実物写真では、コップの底にカエルの死骸と、粉末ミルクティーの塊が写っていた。カエルの体長は約2センチほどで、片方の前足がない。
「信陽網」の記者は、その現地営業担当に電話連絡しようとしたが、その携帯電話の電源はずっと切られたままだったという。
王さんによると、メーカー側は4箱のミルクティーで示談することを提案してきたが、断ったそうだ。また彼は、「以前はミルクティーが大好きな孫娘だったが、あの事件以来、まったく飲まなくなった」とも語った。
(翻訳編集・叶子)
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