【私の一枚】夏の鳥 アオバズク

アオバズク夏鳥です。「フクロウ目フクロウ科」に属しますが、フクロウよりずっと小さく全長は約29㌢です。

名前の「アオバ」は、「青葉が茂る時期にやってくる」という意味でしょうか。「ズク」は漢字で「木菟(みみずく)」と書き、フクロウの仲間です。

左が親、右の2羽が子どもです。梅雨が開けた頃巣立ちます。(蘭三郎 撮影)

 

アオバズクは雌雄同色なので、オスとメスの見分けがなかなか難しいのですが、メスは「ホウ ホウ」と、オスは「ホッホッ ホィホッ」と鳴きます。

木の烏鷺(ウロ)や樹洞に巣を作るので、神社など昔からある大きな木をよく探すと居るかもしれませんね。

(文・蘭三郎)