独ニーダーザクセン州議会選、メルケル首相のCDU敗北
[ベルリン/ハノーバー 15日 ロイター] – 15日開票されたドイツ北部ニーダーザクセン州の議会選挙は、メルケル首相のキリスト教民主同盟(CDU)が、社会民主党(SPD)に敗れた。国政レベルで今週、連立協議を開始するメルケル首相には手痛い結果となった。
公共放送ARDの予測によると、SPDの得票率は37.3%と、前回2013年の選挙の32.6%を上回った。
CDUの得票率は33.4%。前回の36%から得票率を落とした。
ドイツでは、メルケル首相の寛容な移民政策に不満の声が出ており、CDUは9月の連邦議会選挙で1949年以来最低の得票率を記録していた。
今回のニーダーザクセン州議会選でも、CDUの得票率は過去58年で最低となる可能性がある。
(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)
関連記事
最近、バルト海にある二本の重要な海底ケーブルが損壊し、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、リトアニアの四か国が […]
米国議会は中国の最恵国待遇の取り消しを提案。AI技術競争において優位を目指す「AIマンハッタン計画」も始動。中国経済への影響が注目される
トランプ次期大統領は緊急事態宣言を準備し、不法移民の強制送還計画を発表した。計画では特に中国籍の兵役年齢の男性を優先している
米司法省は最近、IR事業をめぐり日本の政府関係者に賄賂を渡すよう指示して、中国企業のCEOを海外腐敗行為防止法違反の容疑で起訴した。
豪州初の女性宇宙飛行士ベネル=ペッグ氏は、シドニーの会議で「宇宙には地球上の砂浜の砂粒に例えるほどの恒星があり、生命の存在は確実だ」と語り、太陽系内外での地球外生命探査の可能性に期待を寄せた。「宇宙での発見は生命の理解を深める貴重な手がかりになる」と強調。