[モスクワ 16日 ロイター] – ロシアのウラジオストクと北朝鮮の羅先を結ぶ万景峰号の定期便運航が、2カ月ぶりに再開された。ロシア通信(RIA)が運用会社幹部の発言として伝えたもので、貨物を輸送するという。
報道によると、万景峰号は北朝鮮の旗を掲げ、15日に羅先を出港した。
定期便は5月、ロシア・北朝鮮間の唯一の航路として就航、貨物と、中国人観光客を中心とする乗客を輸送していた。しかし8月、会社による料金不払いからウラジオストクの港湾が受け入れを拒否し、運航が停止されたという。
運用会社幹部の幹部は、現在は貨物のみを輸送しているが、人の輸送再開に向け港湾と交渉していると述べた。
一方、プーチン大統領は16日、昨年末に北朝鮮が行ったミサイル実験を受けて採択された国連安全保障理事会決議を履行するため、北朝鮮に対し制裁を発動する大統領令に署名した。
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