[マドリード 25日 ロイター] – スペインのデギンドス経済相は25日、カタルーニャ自治州が独立した場合、欧州連合(EU)やユーロ圏からの離脱を余儀なくされ、同州経済は直接打撃を受けるとの懸念を示した。
経済相は議会で「すべての条約の対象外となり、州内総生産の70%が関税と物理的国境の対象となるだろう。ユーロ圏から離脱することになり、銀行は欧州中央銀行(ECB)の監督外となる。そして、独自の通貨を持たねばならず、通貨の価値は非常に低くなるだろう」と述べた。
さらに、州経済の成長は25―30%減少する見込みで、失業率は2倍に上昇すると予想した。
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