もともと元気で病院通いには全然縁がなかったという平井裕子さん(70)は寝たきりの母親を介護する毎日を送っていた。そんなある日、全身に痛みが走り、原因不明の倦怠感に襲われた。医者の診断は関節リウマチ、膠原病だった。
リウマチの痛みはとても強く、病院で強い鎮痛剤を処方されたが痛みが完全になくなることはなかった。また顔に脂肪が沈着する「ムーンフェイス」と言われる薬の副作用に苦しんだ。自らの病気に加え、母親の介護の疲れもたまり、母親に呼ばれても起き上がれないという状態になり、平井さんは「母と私2人寝たきりになるのではないか」と考えていた。
突然、なくなった症状
そんなある日、平井さんは知人から中国の気功「法輪功」を紹介され、家で一人で動作をしてみた。法輪功の動作は驚くほど緩やかで簡単だった。「本当に何にもなくなった!」4,、5 日も経たないうちに、平井さんの痛みはすっかりなくなっていた。平井さんはあれだけ苦しんだ持病があっさりなくなっていることにびっくりしたという。すっかり健康な頃に戻ったので、いつの間にか薬も飲まなくなった。
「手足や全身のひどい冷え、頭痛がするほどの肩こり、他人からすぐにうつされていたような風邪などはいつの間にか完治しました」。平井さんは法輪功をはじめてから、病院に行くことはなくなり、心の状態も穏やかな性格になったという。
法輪功とは何か
法輪功は中国伝統の気功修煉法であり、1993年、李洪志氏によって世に伝えだされ、真・善・忍に基づいて心身を鍛え、現在100カ国を越える国々で一億人以上の人々に愛好されている。
法輪功を修煉するとはどういうことだろうか? それは宗教なのだろうか? 明慧ネットでは次のように説明している。
「法輪功を修煉することは、自身を向上させ、宇宙の特性である真・ 善・忍に近づき同化することです」
「宇宙の特性に対する理解は、人それぞれです。そして、その理解は、学習と実践の両輪によって進化を続けます。「標準的な理解」を強制されることはありません。各自が自分のやり方で特性を理解し自身に適用すればよいのです」。
「法輪功は心身の鍛錬法であり寺院や教会がありません。会員名簿や会費もありません。まったく個人的な実践なのです。法輪功は、自由に選択され、自由に実践され、自由に理解されるものです」
(大紀元日本ウェブ編集部)
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