【ほっこり池】東京湾のサカナ

 日本人は、昔から魚が大好き。魚に大恋愛をするあまり、その道の専門家になってしまった「さかなクン」の気持ちがよく分かります。

 私は東京の生まれなので、決してきれいとはいえない東京湾を、これが海だと思ってつきあってきました。東京湾でハゼを釣り、アサリを掘り、カニを追いかけて遊んだのは楽しい思い出です。しかし、昭和中期の高度経済成長期のころ、すさまじい公害によって、空気も川も海も、汚れに汚れました。東京湾は真っ黒。臭気もひどく、本当にヘドラが飛び出してくるかと思ったものです。

 それでも、釣ったハゼを天ぷらにして食べていました。今でこそ少なくなりましたが、江戸前のスズキやアナゴを獲る漁師さんも、まだいます。

 そんな東京湾に比べりゃ、福島県の海のほうが絶対きれいだろうと、あっしは思うのでござんすがねえ。

(慧)                                                            

 

関連記事
世界中の美しいカフェ10選を巡る旅へ。歴史と芸術、文化が交錯する特別な空間で、至福の一杯を味わいませんか?
吉祥寺マルイにて、台湾が誇る漢方食材や東洋の叡智を感じられる商品を販売します。さらに、台湾ならではの味を楽しめ […]
インドの若きモデルマネージャーが語る、ファッション業界で輝き続ける秘訣。「真・善・忍」の実践がもたらす内面の美と成功への道とは?
リンゴには健康をサポートする多彩な効能が詰まっています。日々の健康を手軽にサポートするリンゴの驚くべきパワーとは?美味しくて栄養満点、毎日の食事に取り入れたいリンゴの魅力をご紹介します。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。