NASAは宇宙に存在する知的生命体の探索を積極的に行っている

アメリカ航空宇宙局(NASA)のビル・ネルソン長官は7月6日のインタビューで、地球以外の宇宙のどこかに知的生命体が存在する可能性があり、NASAはこれらの生命体の兆候を積極的に探していると述べました。

「135億年前の宇宙があるとしたら——これはとても大きいが——また別の太陽や私たちのような大気を持つ惑星が出現する可能性はあるのだろうか?私はあると思う。知的生命体の存在を示唆する情報が得られるのではないかと思う」とネルソン氏は語りました。

6月25日、米国家情報長官室は未確認飛行物体に関する報告書を発表しました。報告書は、2004年から2021年にかけて米軍関係者によって報告された144件の未確認飛行物体の目撃情報のうち、143件を米政府は説明できないと結論づけています。

ネルソン氏はCNBCの「The News with Shepard Smith」で、NASAは長年にわたって知的生命体の探索に携わってきたと語りました。また、居住可能な大気を持つ他の惑星を発見するために、太陽系や宇宙の他の場所の惑星の生命体を探していると述べました。

6月28日、ネルソン氏は米国政府のUFO報告について、NASAの科学者にUFOの研究調査を指示し、考えられる結論を出して報告するよう命じたとCNNに語りました。

「機密報告書を読んだ。基本的には私たちが考えていることと同じだ。私たちには海軍のパイロットが見たものをどう説明したらいいかわからない。彼らは何かを見て、レーダーをそれにロックして追跡したところ、それは突然ある場所から別の場所に素早く移動することができたのだ」
また、「人類は宇宙で孤独ではないと考えている」とし、「今年後半に打ち上げられる新しい望遠鏡が、それに関連する発見をもたらしてくれるだろう」と明かしました。

また、フロリダ州の上院議員でもあるネルソン氏は、7月6日にCNBCに対し、火星についてもっと知ることも探索の一部であると語りました。

NASAのヘリコプター「インジェニュイティ」は、7月5日に火星で9回目の飛行を行いました。カリフォルニア州にあるNASAのジェット推進研究所のツイートによると、インジェニュイティは最大で毎秒5メートル(16フィート以上)の速度で約3分間飛行しました。

「この特別な時期に、パーサヴィアランス(火星探査車)がそこに行くべきかどうか、また砂にはまる可能性があるかどうかを判断するために、非常に砂の多い地域を偵察している。インジェニュイティは素晴らしいことをしている」とネルソン氏は述べました。

NASAはインジェニュイティの最新のフライトを「最初のフライト以来、最も気が遠くなるようなフライト」と表現しました。

(翻訳 源正悟)