キッチンの布巾を新品同様にするための2つの方法

台所布巾は、水や油、食べ物の残りなどを拭くためによく使われ、汚れがつきやすく、洗っても長く使うと黒くなったり、臭いがしたりします。

黒くなったり臭くなったりする布巾をどうやってキレイにするのか、2つの掃除方法をご紹介します。

布巾をきれいにする2つの方法

1.浸漬

一般的な油汚れ布巾は重曹+白酢でOKです。ボウルに水を用意し、重曹大さじ1.5、白酢大さじ3、そしてお湯を混ぜます。それから油汚れの布巾を洗面器に約10分浸します。ひどく油脂分を吸い込んだ布巾は1~2時間浸します。浸した布巾は水だけでこすればOK。

黒くなった布巾は洗剤+過炭酸ナトリウムを使用しましょう。特に汚れた黒い布巾を洗うのに漂白剤を使うことを思い浮かべる人もいるかもしれませんが、漂白剤を使うと臭いがします。過炭酸ナトリウムと洗濯用洗剤を使用し、加熱した水(40℃以上)に一晩浸すのがオススメです。過酸化ナトリウムは天然で環境に優しい漂白剤です。水に触れると素早く分解して酸素を放出し、漂白・除染・消臭を実現します。また、過炭酸ナトリウムは無毒、無臭、無公害であるため、家庭での使用に適しているというメリットもあります。

2.沸騰法

沸騰したお湯に重曹をでも汚れはとれます。古い鍋で水を沸騰させ、重曹大さじ1~3杯を加え、ふきんを入れて弱火で5~20分煮ます。その間、お箸を使って少しかき混ぜ、まんべんなく温めます。その後、火を止めて冷まします。熱くないときは、手でこすって絞ってから、きれいな水で洗います。沸騰したお湯に卵の殻を加えても同様にきれいすることができます。卵の殻を捨てずに布巾を洗うのに残してください。
卵の殻4~5個を水と一緒に煮て、水が沸騰したら布巾を入れて6~10分ほどゆでます。卵の殻に汚れ落とし効果があるのは、殻に含まれているプロテアーゼが油汚れや汚れを落としてくれるからです。

布巾を使うときに気をつけたい3つのこと

日頃から布巾を清潔に保ち、細菌を減らすためには、布巾を使う際の注意点は3つあります。

1.使い分ける

掃除の手間を省き、細菌の二次汚染を防ぐためには、布巾は分けて使い、色を変えて区別するのがベストです。例えば、シンクに1つ、コンロに1つ、まな板に1つといった具合です。コンロについた油汚れを布巾で拭いてからきれいにするのが面倒な場合は、使い捨てのキッチンペーパーで代用してもいいでしょう。

2.使うたびに洗って、つるして乾かす

使うたびにきれいに洗って絞って、吊るして早めに乾かします。たまには屋外に干して日光に当てるなどして殺菌することもできます。

3.定期的に交換する

布巾は汚れがたまりやすく、常に清潔にしていても、頻繁に使うと繊維に雑菌や汚れがたまってしまうので、1~2ヶ月に1度の交換をおすすめします。

カビが生えてきたら、迷わず新しいものに交換しましょう。

(翻訳 源正悟)