インドの犬は2時間も毒蛇と戦い、自分を犠牲にして飼い主を守る

最近、インドのウッタル・プラデーシュ州で,忠実な毒蛇と果敢に闘い飼い主を守った。

2匹の愛犬は、飼い主の家に入ってきた毒蛇から飼い主を守るために2時間の死闘を繰り広げ、その後蛇と一緒に死んでしまった。

この2匹の犬の飼い主はショックを受け、「彼らの犠牲を決して忘れない」と語った。

事件は8月8日夜、ウッタル・プラデーシュ州の町のバドヒ村で起きた。

それを目撃したのが、夜警のグドゥ氏だった。

グドゥ氏によると、シェローとココという2匹の犬は、黒い毒蛇が門の中に入ろうとしたときに、大きな声で吠え始めたそうだ。

シェローとココが吠えても蛇は前進を続けたので、シェローとココは蛇を攻撃した。

犬と蛇の戦いは2時間ほど続き、シェローとココはついに蛇を真っ二つにしたとグドゥは言う。

しかし、彼らはその蛇に何度も噛まれ、数分後には死んでしまった。

シェローとココがまだ蛇と戦っている間に、何人かの村人と犬の飼い主ラジャンが戦いを知り現場に駆け付け、シェローとココを引き止めようとしたが、彼らは蛇と闘い続けた。

ラジャンは、シェローとココを失ったことにショックを受け、彼らが亡くなったという事実を受け入れることができなかった。

「私はシェローとココが死んでしまったという事実を受け入れることができません。彼らは私たちを救うために命を落としました。私たちは彼らの犠牲を決して忘れません」とラジャンは地元メディアに語った。

ラジャン家では8月9日に2匹の犬を火葬した。

また、6月にはカリフォルニア州で、飼い主を助けようとした犬が猛毒のガラガラヘビに襲われて重傷を負ったが、治療を受けて回復したとのことだ。

(翻訳編集:里見)