アフガン、医療施設の90%が閉鎖危機に直面=WHO
[ジュネーブ 6日 ロイター] – 世界保健機関(WHO)の地域緊急事態担当責任者リック・ブレナン氏は6日、アフガニスタンでは数百の医療施設が閉鎖の危機に直面している、と明らかにした。欧米の資金提供者がイスラム主義組織タリバンとの交渉を禁止されているためだと説明した。
ロイターとのインタビューで語った。
アフガン全土にある2300の医療施設中、最大90%が今週中にも閉鎖に追い込まれる可能性があるという。
その上で、WHOは500の施設に物資や設備、資金を供給して対応にあたっているほか、医療物資の空輸に向けカタールと連絡を取っているとし、「今後1週間程度のうちに、カタール政府からカブールに2─3機分の供給を行えるよう期待している」と付け加えた。
さらに、WHOはアフガン北部マザリシャリフ経由で医療物資の空輸を続けるとともに、パキスタンから陸路でトラック輸送する方法も模索していると述べた。
関連記事
最近、バルト海にある二本の重要な海底ケーブルが損壊し、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、リトアニアの四か国が […]
米国議会は中国の最恵国待遇の取り消しを提案。AI技術競争において優位を目指す「AIマンハッタン計画」も始動。中国経済への影響が注目される
トランプ次期大統領は緊急事態宣言を準備し、不法移民の強制送還計画を発表した。計画では特に中国籍の兵役年齢の男性を優先している
米司法省は最近、IR事業をめぐり日本の政府関係者に賄賂を渡すよう指示して、中国企業のCEOを海外腐敗行為防止法違反の容疑で起訴した。
豪州初の女性宇宙飛行士ベネル=ペッグ氏は、シドニーの会議で「宇宙には地球上の砂浜の砂粒に例えるほどの恒星があり、生命の存在は確実だ」と語り、太陽系内外での地球外生命探査の可能性に期待を寄せた。「宇宙での発見は生命の理解を深める貴重な手がかりになる」と強調。