台湾ではもうすぐ学校が始まります。 例年であれば、親は子供が学校に戻るのを楽しみにしていますが、今年は「新型コロナウイルス」の変異数の増加により、子供の学校復帰を心配する親御さんが多いようです。 子供たちが学校に戻るときに安全であることを確認するために、親は何ができるでしょうか?
昨年の学校での感染率が地域での感染率とほとんど変わらなかったことから、教育局と米国疾病対策センターは、秋に子どもたちが学校に戻ってくることを想定して準備を始めました。 1年間のロックダウンを経て、自宅でオンライン授業を受けている子どもたちはこの日を楽しみにしていますし、仕事をしなければならない親は、子どもたちを学校に送り返さなければなりません。 学内での新型コロナウイルスの広がりは少なかったですが、当時は家でインターネットをしている学生が多く、学校にいる学生が少ない方が距離を取りやすいということがあるのかもしれません。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ最も効果的なワクチンは、12歳以下の子どもたちにはまだ提供されておらず、一方、ニューヨークの12 から17歳の青少年のうち、少なくとも1回の新型コロナウイルスワクチン接種を受けているのは約40%に過ぎず、親たちは、子どもたちが学校に戻った場合のリスクを心配しています。 子供が学校に戻るために親ができることは何でしょうか?
子供の復学準備のために必要なこと
1. 新型コロナウイルスワクチンの接種
子供が12歳以上であれば、新型コロナウイルスワクチンの予防接種を受けることができます。 ワクチンを接種したからといって、子供が感染しないわけではありませんが、現在の統計では、ワクチンによって重症化を抑えることができると考えられています。
2.子供を検査に連れて行う
咳、鼻水、発熱、嘔吐、下痢などの症状がある場合、または3~5日以内にこれらの症状のある人に接触した場合は、学校に行く前に検査を受けましょう。 陽性の場合は、子どもを10日間自宅に隔離させ、学校の復帰前提策を聞いてみましょう。
3.マスクの着用
ニューヨーク市では、教師と2歳以上の生徒は屋内でもマスクを着用しなければならないと宣言していますが、保護者の方は、食事や水を飲むとき以外はマスクを外さないようにお子さんに教えてあげましょう。 多くの人と接触する屋外活動では、マスクを着用しましょう。
4.適切なマスクを選ぶ
また、年齢に応じて、マスクは子供の鼻の骨の上からあごの横まで覆うのが良い。マスクは適切な大きさでなければならず、子供がスムーズに呼吸できないようにきつすぎてはならないし、緩すぎて唾液が出やすくなってもいけません。マスクがフィットしているかどうかを確認するにはどうすればいいでしょうか? 子供に軽く息を吹きかけてもらって、マスクの側面からたくさんの空気が逃げていく場合は緩すぎるし、逆に、子どもがまったく息ができない場合は、マスクがきつすぎます。 また、2層以上のマスクを選ぶとよいでしょう。
5.手を頻繁に洗い、ハンドサニタイザーを携帯する
手洗いは依然として防疫の重要な措置であり、子供が学校で頻繁に手を洗うように、特に食事の前後には手を洗うように子どもたちに言い聞かせましょう。 6歳以下のお子さんには、先生方に手を洗うように注意してもらい、アルコール系の手指消毒剤を使うときは、目に入らないように注意することを教えましょう。
6.距離を置く
復学する子どもたちにとっては難しいことですが、親は子どもたちに、学校にいる間はクラスメートや先生と抱き合ったり、握手したりといった物理的な接触をしないように教えましょう。
7.教室の風通しをよくする
学校と先生に、生徒の安全を確保しながら教室の風通しをよくし、ドアや窓を開けたり、冷房を使わずに子供が安全な扇風機を使うようにしてもいいかどうかを聞きましょう。
8.先生と教室の消毒と清潔の措置について討論する
学校で毎日使う文房具や座席、教室をどう消毒するかについて、親が先生と話し合って消毒液や漂白剤、紫外線ランプなどを使うといいでしょう。学校では必ず消毒用品を安全に保管しなければなりません。防疫は保護者と学校側が協力して、子どもがより安全に登校できるようにしなければならないことを知っておくことが大切です。
(翻訳・源正悟)
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