ロシア大統領の自主隔離は「数日間」、側近数十人がコロナ感染

2021/09/16
更新: 2021/09/16

[モスクワ 16日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領は16日、数十人の側近が新型コロナウイルスに感染したため、「数日間」の自主隔離が必要だと述べた。タス通信が伝えた。

タジキスタンで開催された安全保障会議にビデオ形式で出席した際に述べた。対面での出席を予定していたが、側近のコロナ感染を受けて、タジキスタン訪問を見合わせた。

これまで何人の側近が感染したのか、プーチン大統領に何日間の自主隔離が必要になるかは明らかにされていなかった。

同大統領は「1人や2人ではない。数十人だ。私は数日間、自主隔離を継続する必要がある」と述べた。

同大統領は今週、自身は至って健康でコロナには感染していないと説明。過去に「スプートニクV」ワクチンを2回接種したことに触れ、「これは自然実験で、スプートニクVが実際にどのように機能するか見てみよう。私には非常に高レベルの抗体が備わっている」と語っていた。

大統領府では厳格な感染防止体制が敷かれている。

Reuters
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