夫に離婚されると思っていた英国人女性 お城をもらうことに

夫から「真剣に話をしたい」と言われて、離婚を言い渡されると思ったイギリス人女性。しかし夫が離婚の話をするのかと思いきや、「を買って上げよう」と言いました。 彼女にとって予想もしていなかった展開でしたが、結果的に彼女は長年の夢が叶えられたのです。

英Daily Mailによると、イギリスに住む女性、ジュードさんは子供の頃からお城に住むのが夢だったそうです。 夫のテリー・エッジェル氏とともにスペインで家を探していましたが、興味本位でイギリスのウェールズ地方にある築200年のペンリン城を見てみることにしました。

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その後、城のことが気に入ったテリー氏は、密かに城を77万5千ポンドで入札し、落札したのです。

テリー氏がジュードさんに「真剣に話したい」と言ったとき、彼はとても落ち着いていました。 あまりの真剣さに、ジュードさんは夫が離婚の話をするのかと思っていたようです。しかし、夫は「城の落札が決まったんだ」と言いました。

「城がずっと好きだったので、怒っているのではなく、喜んでいるのです。でも、すべてが変わってしまうと思うと、怖くもあります」とジュードさんは言います。

彼女は25歳くらいのときに、この城の前を自転車で通りかかり、「ああ、こんな家に人が住んでいるんだ」と思って、 初めて城の居間に入った時、彼女のうなじの毛が逆だったと話しました。

ご主人のテリーさんは会社のCEOで仕事が忙しいため、城の改装は妻のジュードさんに任せられています。

彼女は、スーパーバイザー、建築家、考古学者、遺産専門家、エンジニアなど、専門家のチームをこしらえました。

城の修復を引き受けてから、眠れない夜が続いたというジュードさんはこの城があと1世紀か2世紀は保存されることを望んでいます。

二人は2024年にこのお城に入居する予定だということです。
 

(翻訳・橋本 龍毅)