ラーメンのスープを飲み干すと、長期的には腎臓に負担がかかります。(Shutterstock)

ラーメンの残ったスープ あなたは飲み干しますか?

おいしいラーメンを食べるときに、残ったスープをどうしていますか?スープの塩分は全体の半分以上を占め、健康被害をもたらしやすいのです。塩分を摂り過ぎることによって、水腫や高血圧を発症しやすくなり、あまりに続けると、腎臓疾患に発展し、深刻な問題にもなりかねません。

 

ラーメンスープを飲み干すことは腎臓疾患を呼ぶ?

たまに塩分を多めに摂取したとしても、すぐに腎臓に大きなダメージを与えるとは言えませんが、長く続けることは心臓や血管に過剰な負担をかけ、むくみ、口の渇き、肥満、高血圧などの症状をもたらします。

高血圧をうまくコントロールしなければ、腎臓に負担をかけ、進行すれば腎臓機能が低下してしまう最悪な結果になりがちです。一日の塩分摂取量は6gを超えないことが推奨されています。

スプーン小さじ一杯は塩が6g、味の素が1.5g、しょうゆが0.8gになります。

ラーメンを食べるときに、スープを飲み干すことはお勧めできません。なぜなら、ラーメン一杯に塩が4.5-6g含まれています。飲み干すと一日分の塩分を摂取したことになります。

健康のために、外食する際はスープ系、丼物など、高塩分の食事は避けることをお勧めします。定食を頼んでも、中にある漬物、ハム、ソーセージなどは食べないようにしたり、メニューを選択するとき、あんかけ料理やとろみをつけた料理は避けたほうが無難です。また肉汁、醤油やソースも追加でかけたりしない方がよいかもしれません。                          

(翻訳・上山仁徳)

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