南アフリカの保護区で、突然怒り出した象が観光車をひっくり返す?!

アフリカのピラネスバーグ自然保護区で、怒った象が観光バスを持ち上げ、車がひっくり返る寸前にまでなりました。この出来事により、運転手と観光客は大変驚き、叫び声を上げてパニックになりましたが、幸いにも怪我人は出ませんでした。

「Latest Sightings」ウェブサイトが3月25日に伝えたところによると、ヘンドリー・ブロムさんはこの狩猟旅行に参加した観光客の一人で、象の攻撃に遭遇した際の経緯と映像を公開しました。

ブロムさんによると、事件が起きた時、彼は駐車場のトイレにいました。外で叫び声がするのを聞き、急いで外に出たところ、大きな雄象が友人とガイドが乗る観光バスを攻撃しているのを目撃し、フェンスの外から様子を伺いました。

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目の前で、大きな象が牙を使ってバスを持ち上げ、突然放り投げ、その結果、車は地面に激しく落ち、車内の観光客とガイドはその衝撃で頭がくらくらしました。運転席に座っていたガイドはずっと叫んでおり、さらには手で車のドアを叩いて、象を追い払おうとしました。

しかし、象はそこで止まらず、すぐに前に進み出て、再び車を持ち上げました。最初ほど高くはなかったものの象が車を下ろした後、ガイドはバスを少し後退させて、象との距離を取りました。

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その後、象は離れていき、周囲の人々とバスに乗っていた観光客はほっと一息つました。ガイドは車を操作して、象を避けるために一周しました。彼は観光客たちに、象が怒っているので、もし戻ってきたら注意が必要だと忠告しました。

幸いにもこの出来事で怪我人は出ず、象も無事でした。 

陳俊村