3歳で料理上手!小さなシェフの大活躍

社交的で魅力的な3歳の女の子が、シェフの帽子をかぶって美味しい料理を作る様子がインターネットで注目を集めています。

サンディエゴに住むペネロペ・ケイちゃんはメロディさんとデイビッドさん夫婦のサポートを受けながら、生後15か月の時からキッチンで料理を始めました。

ある晩、夕食の支度で忙しい母親のもと、ペネロペちゃんは一緒に遊ぶことを強く望んでいました。休憩する余裕がなかったメロディさんは、あるアイデアを思いつきます。

「娘がキッチンで手伝うことは、母親が一緒に遊ぶことの二人の妥協点でした」と母メロディーさん(34)は大紀元に話しました。

ペネロペちゃんはそのアイデアが気に入ったようで、わずか一週間後には再びキッチンに立ち、母と娘はポークチョップとポテトを作る、最初の動画を撮影しました。

Penelope Kay with her parents. (Courtesy of <a href=
ペネロペちゃんは生後 15 か月のときにキッチンで腕試しをしました( @chefpennykay提供)

 

2年近くが経った今でも、ペネロペちゃんの料理に対する情熱はまったく衰えておらず、彼女は相変わらずかなりの時間をキッチンで過ごしています。

「しかし、料理の経験を積むにつれて、娘は物事に自分の工夫を加えるのが好きになりました」と母親は述べています。「それは時には特定の調味料を使わないことや、トッピングを加えること、またはスパイスを直感で調整することです」

この実験的なシェフは、ブルーベリーとヤギのチーズを組み合わせた、独自の斬新なグリルチーズサンドイッチを創り出しています。

Penelope trying her hand in the kitchen when she was 15 months old. (Courtesy of <a href=
( @chefpennykay提供)

 

「娘が自信に満ちているのを見て、それが彼女自身のアイデアや実験を試させ、選択を任せたことで育まれたのだと思うと、私は本当に嬉しいです」とメロディーさんは語っています。

ペネロペちゃんが最近特に気に入っている料理はニョッキです。彼女は様々な方法で作ることに夢中になっています。

「ペネロペは材料を先に試食するレシピなら何でも好きなんです」と母親は語ります。「材料を選ぶことに関しては、かなり自由にさせていますね」

ペネロペちゃんが今一番好きな材料には、アスパラガス、リブロース、赤玉ねぎ、そしてあらゆる種類のチーズが含まれています。

(Courtesy of <a href=
( @chefpennykay提供)

 

メロディさんはペネロペちゃんが料理に挑戦することを応援していますが、同時にキッチンでの安全管理の大切さも重視しています。

「娘が安全に注意しながら料理をするなら、レシピに関しては少し自由に創作させてあげるようにしています」と彼女は述べています。「細菌や生食品に関する注意、手洗い、適切な調理衛生についても一緒に話し合います」

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( @chefpennykay提供)

 

ペネロペちゃんはキッチン用具を使う際には、それらを恐れることなく、適切な敬意を持って扱うように教わっています。

「娘は大人がいないとキッチンを使ってはいけないことも理解していて、私たちは念のために子供用の安全なナイフだけを使うんです」とメロディさんは述べていました。

また、ペネロペちゃんがカウンターに安全に手が届くように、彼女の母親は料理の際に踏み台を利用しています。

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( @chefpennykay提供)

 

ソーシャルメディアでの喜びの共有

ペネロぺちゃんが料理を始めてから、彼女の母は子供の成長をソーシャルメディアでつづっています。始めてすぐに、ペネロペちゃんはインスタグラムで話題になり、彼女の魅力的なレシピが何十万人ものフォロワーに届けられました。

彼女が最近投稿したチキン・ミラネーゼ、チョコチップキャラメルクッキー、ジンジャーピールのアップサイドダウンケーキの料理動画が話題を呼び、多数のコメントが寄せられています。

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( @chefpennykay提供)

 

「この子は将来有望だ」とあるSNSユーザーがコメント。「この動画シリーズが本当に好きですね」

「有名シェフの料理番組を見るよりも、子供たちが料理を学んだり、親との時間を楽しんだりする動画の方がずっといい」と別のユーザーが述べています。

この才能溢れる幼い子の親にとって、これらのコメントは何よりも価値があります。

「誰かがペネロペの動画を楽しんでいると言ってくれたり、子供にキッチンを手伝わせようという気持ちになったというお母さんのコメントが嬉しいです」とメロディさんは語ります。「私たちが日々感じている喜びや幸せを他の人たちにも感じてもらえることが、全ての努力が報われる理由です」

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( @chefpennykay提供)

 

ペネロペの性格「爆竹のよう」

キッチンでのちょっとしたいたずらを越えて、メロディさんは自分の娘を「爆竹のような子」と形容しています。
体は小さいけれど、彼女が見せる成熟した態度から、両親は彼女を一人の大人として接しています。

「彼女は誰かのおばあちゃんの生まれ変わりだとよく言われますが、私もまったく同感です」と誇らしげに母親は語りました。「彼女は本当に賢くて、独自の個性があります」

ペネロペちゃんは面白い行動でよく人を驚かせることがあります。

あるレストランでの出来事について話すと、メロディーさんは、ウェイトレスが小さなペネロペちゃんに何を注文するか尋ねた時、彼女は自信満々に「ブロッコリーニ」と答えたそうです。

「ウェイトレスは、ゴマ油とフェタチーズで焦がしてあるから、彼女はきっと好きじゃないだろうって私に言ったんです。でも、ペネロペはそれが食べたいと言い張ったので、私は娘の選択を尊重して、注文したんです」と彼女は言いました。

「で、結果はどうだったと思いますか? まさか娘は、それを気に入ったのです!」

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( @chefpennykay提供)

 

「かけがえのない時間」

メロディーさんは、料理を通じて家族間の絆が深まったことに感謝しています。

「私は忍耐について多くを学んだだけでなく、ペネロペのことも同時によく理解できるようになりました」と彼女は述べています。

そして、お子さんと一緒に料理を始めたいと考えている親御さんには、忍耐が大切だとアドバイスしています。

「そうですね、キッチンはめちゃくちゃになるかもしれませんが、お子さんはそのことを記憶に留めるわけではありません」と彼女は言います。「お子さんが記憶に残すのは、あなたと共に時間を過ごしたこと、あなたの手伝いをしたこと、何かを成し遂げたという経験です」

「子供と料理をするのは、確かに手間がかかるけれど、その価値はあります。約束します」

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 (@chefpennykay提供)

ペネロペちゃんはまだ3歳なので、彼女にとって料理は楽しい放課後の遊びです。

「彼女が将来ミシュランの星を獲得するシェフになるかどうかは分かりませんが、私たちが共に作り上げている経験と思い出は、かけがえのないものです」とメロディさんは語ります。

ビデオをご覧ください
 

 (@chefpennykay提供)

 

(翻訳編集:柴めぐみ)

中西部出身の作家。エポックタイムズのほか、Human Defense Initiativeでも執筆。