神韻芸術団 2025年日本公演へ熱気高まる 全国42公演で伝統文化を披露

神韻芸術団の年世界巡回公演がいよいよカウントダウンに入り、2025公演シーズンの最初の公演が12月23日に名古屋で開催される。公演を目前に控え、日本国内での熱気が高まり続けており、チケット販売も好調で記録的な伸びを見せている。丸山治章逗子市議は、神韻の伝統文化復興への取り組みを高く評価し、「必ず一度見てください」と強く推奨している。

2025年の神韻公演は、東京、名古屋、京都、大阪、堺、神戸、さいたまなど日本の主要都市で、2024年12月23日から2025年2月9日まで49日間にわたり全42公演が予定されている。

チケット販売が1日で1700枚超え

「最近、1日で1700枚以上のチケットが売れる記録を達成しました」と、神韻の日本コールセンターの責任者である根本敬夫氏は語る。日本では若年層が主にオンラインでチケットを購入する一方、高齢層は電話での購入を好む傾向があるという。

根本氏は「毎日多くの電話が寄せられ、同時に十数件の着信が重なることもあり、スタッフは昼食を取る暇もないほど忙しい」と現状を述べた。

観客からの支持と感動の声

コールセンターのスタッフによると、昨年神韻を観劇したある教師は、生徒や同僚に公演を勧め、130名がチケットを購入。また、日本のある上流社会の団体が今年は昨年の2倍のチケットを購入するなど、幅広い層から支持を受けている。

観客の中には購入時のエピソードをスタッフと共有する人も多い。

一人の客は「テレビCMを見てドキドキして、すぐに購入の電話番号をメモしました。チケットの値段を気にせず、前列の良い席を確保したい気持ちでいっぱいです」と語った。

また別の客は「友人も観たいと言っているので、隣の席を追加購入したい」と申し出たという。

70代のある客は「『北京政権を恐れさせる公演』という広告の宣伝を見て公演を見ようとすぐに決めた。この一言に惹かれて即座にチケットを購入した。神韻を応援したい」と述べた。

各界の評価と神韻ブーム

2023年に神韻を鑑賞した日本の有名テレビ局幹部である林氏は、「日本では神韻ブームが起きている」と話した。

「去年(2022年)末から現在までの約1か月間、各地での公演はほぼ満席だった」。

林氏は「神韻ブーム」の背後には、公演の高いクオリティと創意が良い評判を呼んでいる」と指摘した。

西宮市議の大石伸雄氏は最近、神韻について新唐人テレビの取材に答え、光と躍動感に満ちた美しい公演で、視覚的な感動を味わえると絶賛。さらに中国共産党が政権を取る前の中国を再現し、その輝かしい歴史の中で育まれた伝統、素晴らしい文化と芸術を描いており、これらの文化と芸術は日本にも影響を与え、日本の歴史を形作る一助となったと評価した。

神韻芸術団の公式サイトによると、神韻の使命は「5千年にわたる神伝文化の復興」にあり、その「芸術的インスピレーションは儒教、仏教、道教の教えに由来し、発展してきたもので、中国の伝統文化の真髄を表している」という。また、「中国伝統文化を復興し、現代中国で法輪功が直面している残酷な迫害への関心を喚起すること」を目的としている。

観客の心を動かす公演の魅力

神韻の文化的意義に感銘を受けた日本の農業機械メーカーの駐ケニア社長・大崗誠氏は、わざわざ2週間の休暇を取得して帰国し鑑賞した。「5中国の五千年の歴史と伝統がこの公演に凝縮されています。素晴らしい!」と語った。

大崗氏は、「神韻は正統な中国の伝統文化を表現しており、この文化の復興を非常に期待しています」と述べた。また、伝統文化には人々の心を正す力があり、中国の伝統文化が復興することで中国共産党政権は存在しなくなるだろうと考えている。

神韻2025年公演が近づく中、逗子市議会議員の丸山治章氏は、「すでに神韻の公演を四回観ましたが、やはりその『美』が印象深いです。特に民族衣装は非常に鮮やかで美しく、過去の中国人がこのような衣装を着ていた姿が目に浮かびます。音楽に関しては、オーケストラの伴奏が非常に感動的でした」と語りました。

丸山氏は、文化の復興は非常に意義深いものだとし、「まだ観ていない人は必ず一度見てください」と強く勧めている。