『悪魔が世界を統治している』第三章:東側での大虐殺 パートI(改訂版)
ドキュメンタリー
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共産党がソビエト政権を樹立してからすでに1世紀が過ぎた。米連邦議会議事録によると、共産主義国家が殺害した人数は少なくとも1億人に上る。その殺人の歴史については、『共産主義黒書』(The Black Book of Communism)が克明に伝えている。

ソ連や東欧共産圏の崩壊に伴い、多くの機密文書が公開された。また、中国と北朝鮮で行われた政治運動の被害者の記録などから、人々は共産党の凶暴性について、ある程度は認識しているだろう。

共産党の独裁政治はナチスと比較されることが多い。もちろん、酷似している部分もあるが、一つだけ決定的に異なる点がある。ナチスはユダヤ人の根絶を目的としていたが、共産党の目的は肉体的な殺戮を超えたものである。

神を信じる人々にとって、肉体の死は本当の死ではない。人間の魂は天国に昇ったり、あるいは再びこの世に転生したりする。共産党は虐殺という手段で人々の心に恐怖を植えつけ、邪悪なイデオロギーを押し付ける。人々の道徳を堕落させ、最終的に彼らを地獄へと突き落とす。共産党は人間の肉体だけではなく、魂をも破壊しようとしているのだ。

 

目次

序文

1. 共産党の凶暴な本質
a. ソビエト共産党の台頭
b. 中国共産党の誕生

2. 労働者階級の虐殺
a. ソビエト―弾圧された農民と労働者
b. ソビエトモデルを模倣した中国共産党

3. 共産党の残虐行為
a. ソ連共産党の殺戮(さつりく)
b. 中国共産党の殺戮

4. 赤色テロの輸出

参考文献

 

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