共産主義と社会主義は世界の荒廃に繋がる=トランプ大統領

米ニューヨークの国連本部で現地時間19日、加盟国首脳によるスピーチが行われた。同会議では初めて米トランプ大統領のそれだ。北朝鮮に対して軍事的手段を選択肢としていることを改めて示唆し、「日本で13歳の少女を拉致してスパイにしようとした」と安倍首相が取り組んできた拉致問題について言及した。しかし、大統領が「社会主義と共産主義が世界を壊してきた」と発言したことは、あまりスポットが当たっていない。
2017/09/21

イヴァンカ夫妻の訪中、白紙撤回か 中国政府の思惑外れ

一部で報じられたトランプ米大統領の長女イヴァンカ氏夫妻の訪中計画は白紙になった。米国側からのキャンセルと報じられた。イヴァンカ夫妻を取り込むことで大統領に影響を及ぼそうとする中国政府の思惑は外れた。
2017/09/12

移民法を通していないDACAは「違憲」=米司法長官 

トランプ政権は9月5日にDACA(ダカ)計画の廃止を発表し、代替策の立案を国会に要請した。同日行われた記者会見でセッションズ司法長官は、DACA計画は法定の手続きを得ずして成立したものであり、オバマ氏が「移民法」を回避して行政機関に法案を成立させたことは違憲だったと述べた。一方、共和党内でも廃止を強く求める強硬派と柔軟な対応を求め穏健派が対立し、意見の一致を見ていない。国家安全保障省は2018年3月までの半年間を猶予期と発表、全廃は2020年を予定している。
2017/09/07

航空自衛隊が米軍爆撃機と共同訓練 米韓両軍も実弾演習を実施

北朝鮮が29日に火星-12ミサイルを発射したことを受け、航空自衛隊は米軍の爆撃機編隊と共同訓練を実施し、北朝鮮をけん制した。米軍機はその後韓国軍と実弾演習を行った。米軍のB-1B爆撃機と最新鋭のF-35B戦闘機が同時に韓国入りするのは今回が初めてであり、米軍が攻撃体制にあることをアピールしたと指摘されている。米AP通信が報じた。
2017/09/01

北ミサイル、意図的に射程を抑えて発射=韓国国防部

韓国の国防部は31日、国会の国防委員会で北朝鮮が29日に発射した「火星12」について、「中距離弾道ミサイル(IRBM)を通常角度で、約2分の1の射程距離で発射実験した」と分析した。
2017/08/31

トランプ大統領、「臨戦態勢」とツイッターに投稿

トランプ米大統領は11日、北朝鮮が米領グアム島周辺に弾道ミサイル発射を公言したことを受けて、ツイッターに「北朝鮮がむやみに行動した場合の軍事的解決の準備は万全で、臨戦態勢にある」と投稿した。
2017/08/12

「友情」築こうとする中国、トランプ氏の娘夫婦に専門家「警戒を」

中国問題に詳しい専門家は、中国共産党による外交手法は、個人的な「友情」関係を築き、中国に不都合な発言を米連邦議会に持ち上げない人物を操作することだとし、2人が中国側の手法に注意するよう、警告している。
2017/08/10

北朝鮮、27日にもミサイル発射か=米メディア

米国防当局者は24日、北朝鮮は近日中、再びミサイル発射する可能性が高いと明かした。
2017/07/26

「米中包括経済対話」19日に開催、対中貿易赤字が焦点に

中国税関当局が13日に発表した貿易統計によると、今年1~6月の対米貿易黒字額は前年同期比6.5%増加した。大統領選挙中、中国製品に高い関税を課し対中貿易赤字削減を約束したトランプ米大統領は、19日米中高官が出席する「米中包括経済対話」において、農産物や金融サービスの市場開放をめぐって中国当局に圧力をかけるとみられる。
2017/07/19

米国が台湾向け兵器輸出を延期 習主席との100日協定との関連性は

トランプ政権は、中国側が北朝鮮に制裁を加えるならば、台湾への兵器輸出を延期させる可能性をほのめかしている。どうしてトランプ大統領は中国に対して態度を軟化させたのか。両者の間に何らかの密約が存在するのだろうか。
2017/06/19

北朝鮮に拘束されたアメリカ人学生救出、一年近く昏睡状態か

6月13日、北朝鮮に拘束された米国人大学生オットー・フレデリック・ワームビアさんが解放された。ティアラーソン国務長が発表した。北朝鮮に対し強硬な態度を取ってきたトランプ政権の外交政策が奏を功したとの見方もある。
2017/06/14

「リンチ元長官から指示受けた」コミー氏証言 ヒラリーのメール問題再燃か

FBIのコミー元局長はアメリカ上院議会の公聴会で、ヒラリーの電子メール問題について、捜査ではなく「出来事」として扱うようリンチ元司法部長から指示されたと証言した。米国上院の公聴会では偽りの証言をすると罰せられる。
2017/06/13

危機一髪 中国人権派弁護士の家族の国外脱出 「トランプ大統領が救出を指示」

中国で2年前に人権派弁護士らが一斉に逮捕された「709事件」。そのうちの1人の妻はこのほど、 AP通信の取材で2人の娘と連れてタイに脱出する経過、中国に強制送還される間際に米国大使館に救出される一部始終を語った。 
2017/06/05

平壌市民の嘆き「もうおしまいだ」 落胆させた光景とは

北朝鮮人は軍事パレードで何を一番気にしているのだろうか。実は彼らの最大の関心事は新兵器などではなく、外国の来賓がいるかどうかだ。中国側の出席は特に重要で、「もし中国まで我々を見放したならば、もうおしまいだ」とまで言われている。しかし今年のパレードに中国側の出席はなく、北朝鮮人は大いに嘆いた。一方で、中国軍による中朝国境の封鎖によって闇取引の量が激減したことについても、北朝鮮国内の生活が一段と厳しさを増すのではないかと心配する声もあったという。4月20日、韓国メディアDailyNKは朝鮮両江道(
2017/04/26

北朝鮮問題をめぐる米国との取引 習近平主席の苦悩

国際制裁を受けながらも核開発、ミサイル発射を止めない北朝鮮へ強硬な対応を迫る米トランプ政権。これに対して、習近平主席は表向きには「(北朝鮮問題は)対話による平和的解決を」と従来の見解を繰り返しながら、朝鮮半島への米空母艦隊の派遣を批判することなく、「曖昧な態度」をのぞかせている。なぜそうするのか。専門家らの見解をまじえて分析する。
2017/04/21

トランプ政権、中国の為替操作国認定を先送り

トランプ米大統領は12日、「中国は為替操作国ではない」と発言した。それを受けて、米財務省も今週中に公表する主要貿易相手国の為替報告書(上半期分)で、中国を為替操作国に指定しないことを明らかにした。
2017/04/13

米中首脳が電話会談 習主席 対北朝鮮強硬策に歩み寄りか

中国外務省は、習近平主席が時間)、トランプ米大統領と電話会談し、北朝鮮問題などについて協議したと発表した。
2017/04/11

中国習近平・国家主席、4月初旬に訪米

米中双方は30日、習近平・国家主席が4月6~7日の2日間、米国を公式訪問することを発表した。両首脳は「双方が関心をもつ国際、地区及び両国間の議題」について意見交換を行うという。
2017/03/31

中朝関係急速に悪化 朝鮮半島に有事の予兆=韓国シンクタンク

北朝鮮の指導者・金正恩朝鮮労働党委員長による異母兄の正男氏暗殺容疑と一連のミサイル実験で、中朝韓の三国関係は錯綜している。韓国シンクタンクは朝鮮半島で有事の予兆が見られると分析する。
2017/03/13

中国商標局 トランプ氏の商標権27件を仮承認

中国商標局ホームページによると、同局が2月末から、米大統領トランプ氏とその会社が出願した「トランプ」の商標権27件をあいつぎ許可した。
2017/03/11

気になる移民問題を早わかり データで見るアメリカの現状

アメリカ国土安全保障省は2月21日、トランプ大統領の2つの大統領令の執行細則を発表し、アメリカ・メキシコ国境地帯で違法入国の取り締まりを強化した。これを受けて、シンクタンクの「ピュー研究所」は2014年の統計資料を用いてアメリカの不法移民の現状をまとめた。
2017/02/26

トランプ政権、中国人の訪米にソーシャルサイトの情報提出求める

トランプ政権は、新たな移民と入国関連法の改定案として21日、長期の米国滞在ビザで入国を予定する中国人に、訪米前に、ソーシャルメディア(SNS)の情報の提示を求めることを明らかにした。
2017/02/23

米移民局が違法入国者取り締まりを強化 5日間で数百人を逮捕

米国国土安全保障省に属する移民・関税執行局のクリステンセン報道官は10日、少なくとも6つの州がトランプ大統領の大統領令を執行し、すでに重犯罪の前科等を持つ不法移民数百人を逮捕したと明らかにした。トランプ大統領は1月27日に違法入国者を対象とする大統領令を発している。
2017/02/13

【社説】2017年は大変革のとき 米国、欧州、中国も伝統回帰へ(1)

2017年の世界情勢は、引き続き激震の時となり、さらなる大変革が起きると予想される。伝統的価値観に立ち返り道徳と良心を守ることこそが、人類にとってこの大変革の中にある希望へと導く一筋の光となる。
2017/01/14

トランプ次期大統領と台湾総統の電話会談「外交協議に反していない」=専門家

トランプ次期大統領は12月2日、これまでの米中外交慣例を破り、台湾の蔡英文総統と直接電話会談を行った。米国と台湾が国交を断絶した1979年以来実に37年ぶり。だが米国における中国問題の第一人者は、今回の会談は国際協議に反していないとの見方を示した。
2016/12/08

中国からの「腐敗」影響を食い止めるか 米トランプ新政権の改革=元中国外交官

ドナルド・トランプ次期米大統領は21日、就任後100日間で実施する行動計画を発表した。その中の優先6項目のうちの一つが、政治倫理改革の実施だった。シドニー中国領事館の元外交官で、現在はオーストラリア政府から保護ビザを発給され、同国に居住する陳用林氏は、トランプ氏の実施しようとしている既得権益政治の打破が、中国共産党政権が西側諸国に及ぼす影響力に打撃を与えうると分析している。
2016/11/28