豪国籍の華人ジャーナリスト 中国に「スパイ容疑」で3年以上拘束されて解放

中国で3年2カ月にわたり拘束されていた成蕾氏がようやく解放され、豪州の自宅に戻ったことがわかった。豪州のアルバニージー首相が11日、発表した。
2023/10/13 李凌, 鳥飼聡

中国の人質外交 カナダでの干渉工作(上)=仏報告書

フランス国防省傘下の軍事学校戦略研究所(IRSEM)はこのほど、「中国(共産党)影響力」と題する報告書を発表した。 その一部は、カナダにおける中国政府の浸透と干渉工作の実態を記録した。
2021/10/11

「人質外交」が進行中?中国当局、今も100人以上のカナダ人を拘束

カナダで逮捕された中国通信機器大手・ファーウェイの孟晩舟副会長の釈放と引き換えに、中国で3年間拘束されていた2人のカナダ人が24日、解放された。
2021/09/29

中国メディア、スパイ容疑のカナダ人実業家が「軍事設備を撮影」 ファーウェイCFO事件に圧力か

中国遼寧省丹東市の裁判所は8月11日、スパイ罪で起訴されたカナダ人実業家のマイケル・スパバ氏に対して、懲役11年の有罪判決を言い渡した。この際、地裁は関連証拠を公開しなかった。1日、中国官製メディア「環球時報」は、スパバ氏が中国軍事設備などを撮影したと報じた。
2021/09/04

危機一髪で中国脱出した米人気ユーチューバー「中国の自由は表面的なものにすぎない」

中国に10年間在住したアメリカ人のマシュー・タイ(Matthew Tye)さんは、まさか自分が中国政府の標的になり、国外逃亡を余儀なくされるとは夢にも思わなかった。彼はこのほど、米政府系ボイス・オブ・アメリカ(VOA)のインタビューでその経緯を語った。
2021/07/29

人質外交を批判する宣言 日本や米豪英など58カ国署名 カナダが呼びかけ

カナダ政府は2月15日、「国家間の恣意的拘禁に反対する宣言」を発表した。これは、外交手段として外国人を逮捕し人質にすることを非難したもので、名指しではないが中国を念頭に置いている。ドイツ、イギリス、米国、日本、オーストラリア、EUなどの同盟国や友好国58カ国が署名している。
2021/02/17

カナダ前中国大使、中国企業での勤務認める 孟晩舟氏擁護で解任

カナダのジョン・マッカラム(John McCallum)前駐中国大使は11月23日、議会の公聴会で、「中国政府から金銭を受け取ったことはない。コンサルタントとして中国企業から給料をもらった」と証言した。
2020/11/28

カナダ、中国大使の恫喝に批判強める、香港・新疆問題をめぐって

カナダの政界とメディアはこのほど、中国の叢培武・駐カナダ大使の威圧的な「戦狼」言論に批判を強めている。叢大使は、香港の民主化活動家を支援するカナダ政府に対して、支援をやめなければ、香港にいる30万人のカナダ国民の身の安全を保障できないと発言した。
2020/10/20

中国で台湾人経済アナリスト12人が拘束 外国人の逮捕相次ぐ

台湾の対中政策を担当する行政院大陸委員会は13日、中国上海市警察当局が9日台湾人証券アナリスト12人を、詐欺の容疑で拘束したのを発表した。中国当局はこのほど、英国民4人とカナダ国民1人を拘束したばかり。当局は「人質外交」を通して、各関係国に圧力を強めているとみられる。
2019/07/16