広州・新白雲空港で千人が足止め

【大紀元日本5月11日】広州・新白雲空港は5月5日、天候不良のため数時間の閉鎖を余儀なくされ、空港は大きな混乱に陥った。ホテル、レストランなどのサービスは深刻に不足し、空港のロビーで宿泊した乗客は千人を上回った。オープンしてから10ヶ月近くだが、食品と毛布などの確保は十分ではなかった。

『南方都市報』の報道によると、新空港は突然、激しい雹(ひょう)に見舞われ、20余りのフライト便が遅延。2、3千人以上の乗客の足に影響を及ぼしたという。

ある乗客は、翌朝の午前4時になってやっと食事と宿の手配がついたが、その日の午前7時のフライトに搭乗するため、むしろ空港に滞在することにした、と苦情を訴えた。

体調がすぐれず、熱を出したりする滞在客がいたが、薬の提供もままならなかった。空港のスタッフは、近くに大きな病院がないことをようやく認識した。

(香港=林於国・中央社)

関連記事
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]