アメリカ人:報道が偏っているが、信頼できる

【大紀元日本5月9日】大部分のアメリカ人は現在の新聞報道は偏っているが、信頼性があると思っているようだ。

AP通信の報道によると、ミズーリ大学ジャーナリズム学部社会研究センター(Missouri School of Journalisms Center for Advanced Social Research)が全国で行われた調査によると、62%の人がジャーナリズムを信用しており、半数以上の人が新聞とテレビニュースを信頼することができると思っているという。

また、85%の人は新聞報道が偏っていると思っている。約三分の二の人はジャーナリスが人々のプライバシーに深入りしていると感じた。また、約四分の三の人は、否定的なニュースが多すぎると報告した。

この報告の執筆者の一人であるミズーリ大学ジャーナリズム学部の教授ジョージ・ケネディは「読者の多くは新聞報道を尊重し、重視しており、マスコミが不可欠なものであると思っている。しかし、私たちが本当にマスコミの原点である、公平正確・他人に対する配慮などの原則を守っているかどうかを読者は疑問視している」。

今回の調査の中に、批判の声も聞こえた。

58%の人はジャーナリストが世界の出来事に過大な影響を与えていると思っている。

74%の人はジャーナリストが政治と社会問題において、片方を支持する傾向があると思っている。

半数以上の人は新聞報道が事実を誇張し、人々の感情を煽動する傾向があると思っている。

77%の人は一部の出来事は商業利益または報道側の都合で排除されていると思っている。

この調査は2004年6月から7月までの間で495名の成人を対象に行われたものである。

(記者・陳あい)

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