青海省の鳥インフルエンザ情報漏洩で8人が逮捕
【大紀元日本6月15日】中国青海省で発生した鳥インフルエンザに関する情報を漏らしたとして、6月3日から4日にかけて、8名の若者が中国当局に身柄を拘束されたことがインタネットで伝えられた。若者らは、青海省で野生の渡り鳥による鳥インフルエンザが5月末から6月初めにかけて発生し鳥が大量死したことを外部メディアに伝えた。また、鳥インフルエンザに感染した地元住民121人が死亡し、その家族も隔離・監視されていると伝えた。
中国内情情報サイト・博訊サイトにおける6月5日付情報提供者からの投稿によると、感染情報の確認の過程で、青海省の鳥インフルエンザに関する情報を外部に流した9人のうち、以下の8人がすでに逮捕された。8人は、捕まる前、互いに連絡を取り合っており、しかも気を付けるよう注意を促していたという。最後の一人が逮捕されたという情報が伝えられた後、連絡が途絶えた。今現在、メディア上には、彼らの身柄拘束に関する情報は全くない。しかも、情報提供者が逮捕されたため、青海省の鳥インフルエンザに関する報道は、2005年6月5日をもって完全に途絶えた。
次は情報提供者により提供された8人に関する情報。
氏名 年齢 本籍 逮捕日 逮捕場所
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巴斉索朗 26 西寧 6月4日夜 西寧
王帯斉 31 西寧 6月4日夜 西寧
索南旺達 29 ラサ 6月3日 小北湖
戴蕆南 26 成都 6月3日 小北湖
布和林 30 得令哈 6月3日 吉爾孟
旦青海 28 蘭州 6月4日 剛察県
駱淡宏 33 烏蘭県 6月4日 剛察県
孫成傑 31 格爾木 6月3日 伊克庫蘭
博訊サイトは、2005年6月3日、青海省の鳥インフルエンザ感染区域で大量の鳥類が感染によって死亡している写真を公表した。撮影日は鳥島が封鎖された後の2005年5月27日で、内部の関係者から提供されたものであった。見たところ、その当時すでに、数千羽の鳥が死亡していたようである。