チベット人虐殺で、江沢民らスペインで起訴される

【大紀元日本7月1日】マドリードからの報道によると、マドリードに本部を持つチベット人権運動を支持するNGO団体は6月27日、江沢民前国家主席、李鵬前国家首相及びチベット自治区政府の幹部らを相手取り、ジェノサイド(集団殺害罪)、国家テロリズム拷問などの罪でスペインの国家裁判所に提訴した。ラジオ自由アジアが伝えた。

スペインの法律では、他国で起きた犯罪に対してもスペインの裁判所は裁判管轄権をもつと規定している。提訴を起こしたNGO団体によると、1951年、中国政府の軍隊がチベットに進駐して以来、百万人にも上るチベット住民が殺害され、または行方不明になっているという。これはこの団体が初めて、チベット問題のために中国政府の指導者を訴えた。

スペインはかつて1998年にチリのピノチェト元大統領に対して有罪判決を下し、ロンドン訪問中のピノチェトを逮捕した。

今回の提訴が受理されるかどうかはこれから注目される。受理の決定は数週間後に発表されると思われる。

関連記事
昨年秋、スペイン北東部のロアレという町で、大きな恐竜の巣2つが古生物学者のチームによって発掘されました。その中にはティタノサウルスの卵が30個も入っていました。
[マドリード/プラハ 10日 ロイター] - 感染力が強い新型コロナウイルスのオミクロン変異株が主流になった欧州で、大勢の人が隔離を余儀なくされる中、医療現場に加え、警察や消防のほか、学校などで人手不足が深刻化している。 英仏のほか、スイス、スペイン、ベルギーなどは人手不足解消に向け隔離期間の短縮などで対応。ワクチン接種が進んだこともあり、オミクロン株は感染してもこれまでの変異株ほど入院患者の増加
スペインの小さな島の火山が最近噴火し、島の何百もの家が破壊されましたが、1軒だけ無傷の家がありました。 この家は、「奇跡の家」と呼ばれ、注目を集めています。
スペイン領カナリア諸島のラパルマ島で噴火が続く火山から出た溶岩流が28日深夜、大西洋に到達した。AP通信によると、翌日には海に達した溶岩で覆われた海面の面積がサッカー場25面分以上に達していることが分かった。
インドは、中国企業から購入した中共ウイルス(新型コロナウイルス)の迅速スクリーニング検査キットの精度がわずか5%だとして、約50万個の注文をキャンセルした。