バングラデシュ:疫病で121人が死亡
【大紀元日本8月15日】先月末、大洪水に見舞われたインドとバングラデシュでは、すでに121人が飲用水などによる伝染病で死亡した。
バングラデシュ政府幹部の話によると、死亡した121人のほか、現在少なくとも5500人が高熱のため入院しているという。しかし、実際の人数はこれより上回っていると見られている。
今回の死亡者の多くは人口密度が高く、先月の暴雨に見舞われた被災状況が深刻な地区に集中している。今回の伝染病はレプトスピラ症によるものと見られている。
レプトスピラ菌は動物の体内で数週間から数年間生育、保菌され、保菌動物の尿の中へと排出される。人への感染は、保菌動物の尿などに汚染された水や尿との直接接触による経皮感染がほとんどである。
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