中国上海:「付紅体」感染症が蔓延中、外食は要注意
【大紀元日本9月24日】最近、「付紅体」(赤血球付着性病原体で、日本語での通称不詳)が、上海で蔓延していることが、中国国内のネットニュースにより、広く報道されている。
専門家の指摘によると、「付紅体」は、人畜共通感染症の一種であり、生や半熟の肉食、海産品を通じて人を感染する可能性が高い。病原体は、赤血球の表面に付着して、赤血球の栄養を吸い取り、赤血球を早く死なせることにより、人体の免疫力を破壊する。
病状は、比較的隠蔽され、慢性進行型である。主な症状としては、倦怠感、眠気、起床時に吐き気、元気がない、顔色が悪いなどがある。病状が強い時には、上気道感染症、発熱、貧血、皮膚発疹、肝、脾とリンパ節の腫れ、腹痛、下痢、脳貧血などの症状が繰り返し現れる。
現在、上海、北京、湖北省に感染例を報告されている。特に上海で、高収入層の1000人に対して行った検診の結果報告によると、その中の3割の人は、「付紅体」に感染していることが分かった。感染者の中に60歳以上の高年齢層の人が3割に対して、20歳から60歳の間の人は6割に達する。違いは外食の頻度であると推察されている。
専門家は、肉魚は充分煮沸したもの以外は食べないように注意し、洗浄が充分でない食器、箸などに注意するよう警告している。
治療は、そう難しくないが、むしろ診断の段階で、誤診される可能性が高い。抗生物質のテトラサイクリンは「付紅体」感染に特効性がある
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