中米繊維協議、合意に至らず
【大紀元日本10月15日】中米第6回繊維製品協議が12、13日、北京で行われたが、合意に至らないまま終了した。
協議会談は12日から二日間にわたり北京で行われ、中国製繊維製品の割り当て枠について協議したが、新たな進展は見られなかった。2005年1月1日に繊維輸入割り当て枠が撤廃された後、中国製繊維・衣料の輸出が急増し、米国の繊維業界は強く反発し、米連邦政府に対して輸入規制を申請した経緯があった。
9月にワシントンで行われた協議では、双方に歩み寄りが見られず、合意に至らなかった。
米繊維協会の要請を受けて、米政府は新たに13品目の中国製繊維製品に対してセーフカードを発動し、輸出制限された中国製繊維製品は27品目になった。これに対して中国紡績工業協会のスポークスマン孫懐濱氏は、「断固として反対する」と強い姿勢を見せた。
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