鳥インフルエンザ:中国、3例の人感染を確認

【大紀元日本11月17日】16日夜の新華社速報によると、中国衛生部が午後7時50分、湖南省で2例と安徽省で1例の計3例の鳥インフルエンザの人への感染確認したと発表した。 詳細な情報はなかったが、H5N1鳥インフルエンザが報道されて以来、当局が人への感染を確認したのは初めて

鳥インフルエンザ感染で病死したとされるケースを調査するため14日に湖南省に入っていた世界保健機関(WHO)は同日、女児が病死した湖南省湘潭県で3例の疑似ケースについての現地調査を終了した。

WHOは、3人のH5N1ウイルス感染を確認し、その内の二人が死亡したと発表した。亡くなったのは、湖南の12歳の少女と安徽の24歳の女性という。

WHOの伝染病課のディック・トンプソン氏は、BBCの取材で、中国の鳥インフルエンザ発生状況は、「非常に気掛かりな状況」と述べた。

中国は、初めに、湖南省湘潭県の12歳の少女とその兄弟のH5N1ウイルス感染を否定したが、その後調査を再開し、WHOに協力を求めた。

関連記事
米国政府が世界各国のLGBT関連運動に多額の資金提供をしていたことが、エポックタイムズの調査で明らかになった。その額は過去3年間で41億ドルに上る。
最近、バルト海にある二本の重要な海底ケーブルが損壊し、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、リトアニアの四か国が […]
米国議会は中国の最恵国待遇の取り消しを提案。AI技術競争において優位を目指す「AIマンハッタン計画」も始動。中国経済への影響が注目される
トランプ次期大統領は緊急事態宣言を準備し、不法移民の強制送還計画を発表した。計画では特に中国籍の兵役年齢の男性を優先している
米司法省は最近、IR事業をめぐり日本の政府関係者に賄賂を渡すよう指示して、中国企業のCEOを海外腐敗行為防止法違反の容疑で起訴した。