中国東方航空で乗客が集団で降機拒否
【大紀元日本5月5日】5月1日、中国東方航空MU5216便の乗客50数名が到着地の杭州で降機拒否するトラブルが起きた。華夏時報が伝えた。
中国東方航空MU5216便は機械の故障のため16時55分発のところ約7時間遅れた。この遅延に対して110名の乗客が航空会社に抗議した。乗客との協議の結果、航空会社は詫び状とともに各旅客に200人民元相当のクーポン券を提供することを提案。さらなる補償の上乗せを求める乗客74名に対して、航空会社は食事と宿とを提供することを提案、その結果63名が搭乗に同意。同便は2日0時15分頃、これらの乗客を乗せて離陸した。
ところが、同便が2日1時55分杭州に到着した頃、中国東方航空の広州支店が前日の説得に応じなかった乗客に対して950人民元相当の補償と食事と宿を提供していたことが機内の乗客に知れ渡り、怒った乗客たちは同等の補償を求めたが空港会社は補償を拒否。その結果50数名が機内に立てこもった。
中国東方航空会社は午前9時を以って機内に立てこもる乗客を放置。乗客たちは仕方なく飛行機を下りた。
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