アルカイダ、駐イラク・ロシア外交官4人殺害を声明
モスクワのラジオ局の報道によると、アルカイダ組織が指揮するイラク武装組織は、イラクで拉致したロシア外交官4人の殺害を声明した。
ウェブサイトで公開された約1分半の映像には、人質2人の殺害過程や、頭部が切断されたもう1人の人質の遺体が映し出された。
ロシア外務省は、全力で事実関係を確認しているとコメントした。
調べによると、4人のロシア外交官が拉致されてから約20日あまりが経過。アルカイダと関連のあるイラク武装組織「聖戦者協商委員会」はこの拉致案件を指揮したと名乗り、数日前にイスラムのネットサイトでロシア政府に最終通告を出し、ロシア軍の48時間以内にチェチェンからの撤退やイスラム教囚人の全員釈放を要求、応じない場合、人質を処刑するとした。
6月22日には最終通告の期限がすでに過ぎた、ロシア国民は4人の外交官の安否を固唾を呑んで見守り、ロシア政府の機関紙「公共報」は2日前にも、外交官たちはまだ生きていると報じていた。残念ながら26日の早朝に訃報が届いた。
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