香港経済短信 9月26日

【大紀元日本9月27日】

○大企業配股の情報で 香港株急落200ポイント

市場は中移及び國壽配股の情報から,後場は下げの勢いを早め,最大で268ポイントの下げ,一度は17,300を割り込む場面もあった。ブルーチップ株も圧力を受け,中移動5%近く下げル場面もあり,終値53.5,下げ3.78%。國指インデックスの下げも133ポイント,上海市委書記陳良宇が免職となったことを受け,上海関連株は全面的に下げ。ハンセン指數終値17,308.08,下げ237.96或いは1.36%,値動き17,277.75 – 17,614.29,出来高347億香港ドル。

○本港次季外來直接投資585億

港府統計處によれば,今年次季に香港に流入する外來直接投資(FDI)は585億香港ドルに達する見込み,第一季の1026億香港ドルと合わせて,半年の流入FDIは1611.4億香港ドルに達した。去年全年で獲得したFDI総額は2792.4億香港ドル。

○本港次季國際收支バランス101億香港ドルの黒字

港府統計處に依れば,香港の國際收支バランスは,今年次季に101億香港ドルの黒字を予想,これは香港地域国内生産額の2.9%,第一季に較べ14億香港ドルの減少。次季経常収支は152億香港ドルの黒字,これは香港国内生産の4.4%,第一季の366億香港ドル黒字に較べると大幅減。流動性金融収支面では,次季168億香港ドルの純流出,これは香港国内生産の4.8%,第一季の373億香港ドルに較べると減少。

○海外企業の香港事務所数記録更新

政府的年度調査の結果から見ると,今年六月時点で,海外及び大陸の企業が持つ地域本部、地域事務所及び現地事務所は6354に達し,過去最高となった。内訳は,香港駐在地區本部1228社,地域事務所2617社,現地事務所2509社。主要な理由は香港の簡單な法制と低い税率、情報の自由流通、クリーンな政府と外国為替規制がない等。国別に見ると,地域本部では米国が最多,295社,日本212社,英國114社。

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